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なごや帯『波兎』

2022.10.26 / 着物・帯・小物など

波兎文様のなごや帯をご紹介します。

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こちらはお腹の柄IMG_20221026_144507_980IMG_20221026_144508_258

うさぎさんは来年の干支でもありますので、様々なシーンでお締いただけると存じます。

 

兎は多産であることから繁栄の象徴であり、その威勢よく波を飛び回る姿は飛躍を象徴する縁起物の図柄として、現在でも人気の高いモチーフです。

 

波兎のモチーフは安土桃山時代の辻が花の裂地にも残っています。


こちらは徳川家康公が所用した胴服の裂地です。

 

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波が少しデフォルメされておりコミカルにあらわされていて、先人たちの遊び心が伺えます。

 

なごや帯『波兎』

 

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