2025.1.7 / 京都のこと
仕事はじめの昨日は、海外からのお客様でした。
お玄関の鏡餅。
臼もお玄関に置いていますので「これでお餅つきをしたんですよ」とお伝えすると「Amazing!」と。
数年前にご近所さんから臼と杵をいただいてから毎年年末にお餅つきをしています。
昨年末のお話になりますが、お世話になった皆様をお招きしてお餅つきをしました。
臼と杵でついたお餅はモチモチふわふわで本当に幸せな気持ちになります。
年末に集ってお餅つきをすることで、はじめましての皆様も一致団結しお餅が縁を繋いでくれます。
私がお餅が大好きなので、体力がある限りこの行事は毎年続けたいなぁと思っています。
関東では松の内は本日までですね。
関西はもう少し先になりますので、もうしばらくお鏡さんを眺められそうです。
2025.1.1 / お知らせ
あけましておめでとうございます。
皆様には幸多き新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
本年も絵絞庵のものづくりを沢山お届けできたらと思っております。
皆さまにとって、よき一年となりますよう願っております。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
令和7年 元旦
なお、年始は6日から営業いたします。
なごや帯『雲取り辻が花』
2024.12.28 / お知らせ
今年一年に感謝をしながら本日大掃除です。
お掃除がはかどる心地よいお天気でした。
あと一踏ん張り!頑張ります。
今年一年、絵絞庵のモノづくりをご覧いただき心より感謝申し上げます。
皆様にとって、来る年が心豊かな一年となりますようお祈りいたします。
~年末年始休業日のお知らせ~
年末年始は下記の通り休業いたします。
12月28日(土)~1月5日(日)
6日(月)より通常営業いたします。
2024.12.26 / お知らせ
先日の京都市役所で行われた、未来の名匠の認定式の様子です。
松井京都市長よりいただいた認定証、扇子とは驚きでした。
京都市役所での作品展示は本日15時までです。
京都市役所へお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。
2024.12.19 / お知らせ
12月27日(金)まで、京都市役所本庁舎地下連絡通路において作品を展示していただきます。
未来の名匠および、京都市伝統産業技術功労者の皆様とご一緒させていただきます。
京都市役所前へお立ち寄りの際はぜひご覧くださいませ。
福村 健
絞り染訪問着『Butterfly』
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『未来の名匠』
京都市では、1200年を超える悠久の歴史の中で脈々と受け継がれる匠の技を未来に継承し、今後の伝統産業界を牽引する担い手を育成するため、京都市内で活躍する伝統産業中堅技術者を「未来の名匠」に認定する“京都市伝統産業「未来の名匠」認定制度”事業を平成22年度から実施しています。
(京都市HPより)
2024.12.17 / お知らせ
京都市の『未来の名匠』
に認定していただきました。
昨日京都市役所で認定式があり、松井孝治京都市長より認定をいただき、身が引き締まる想いです。
京都を代表する伝統産業の技術者の皆様とご一緒させていただき、伝統工芸都市、京都を益々盛り上げていけたらと感じました。
技術の向上は勿論のこと次世代に向けた活動や、地域や業界の方との繋がりも大切に、
未来の名匠としてその名に恥じぬよう、日々精進したいと思います。
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『未来の名匠』
京都市では、1200年を超える悠久の歴史の中で脈々と受け継がれる匠の技を未来に継承し、今後の伝統産業界を牽引する担い手を育成するため、京都市内で活躍する伝統産業中堅技術者を「未来の名匠」に認定する“京都市伝統産業「未来の名匠」認定制度”事業を平成22年度から実施しています。
(京都市HPより)
2024.12.13 / その他
苔の深い緑、落ちた紅葉の深紅、ゴツゴツした岩やコンクリートの色。
自然が作る色合わせはその季節を物語り、気づかないうちに目に入ってくるものです。
意識せずとも冷たい空気を感じます。
ついつい見逃しがちな季節の変わり目を記録。
2024.12.10 / 着物・帯・小物など
一つ前の投稿でご紹介したなごや帯です。
墨描きを施しました。
絞りと絞りの近接の具合や、墨描きの細やかさに注目していただけたらと思います。
以前父が描いた最後の下絵、とご紹介した帯でもあります。
色も指定通りに、父を想いながら作りました。
2024.12.5 / 制作
【なごや帯 雲取辻が花】
制作途中=墨描き前
普段完成品をお見せするばかりですので、珍しく
墨描きをする前のなごや帯、お太鼓部分のご紹介です。
〇絞りは柄の隙間、間隔が大切
ご覧いただくと、絞りと絞りの間がとても近接しているのがお分かりでしょうか。
実はこの狭い間隔(数mm)で柄を詰めて絞り上げるということは、とても高い技術が必要になります。
絞れば絞るほど、絞りにくくなり、それを想定しておかないと途中で絞れなくなる場合もあります。
また、詰めすぎると間に色が入らなくなるので、
その加減を考えながら下絵を描いています。
柄を描きながらも、常に柄と柄の間隔を意識しながら草稿、下絵を描いています。
絞りと絞りが離れていると作業はとても楽です。
1cm以上あけてぽんぽんと柄を配置すれば、絞っても各々あまり干渉しないのでとても絞りやすいのです。
しかし、間をあけるということは正に間が抜けているような、野暮ったい感じが出るように感じてしまいます。
反対に、絞りが近接していると、柄に緊張感が出て引き締まった感じになります。
安土桃山時代の辻が花をご覧いただいても分かるように、大胆な柄行きながらも繊細な絞りが詰まっていて、格のたかさも感じられます。
絞りのものを見る際には、その辺りを意識してご覧いただけるとおもしろいと思います。
2024.12.3 / 京都のこと
日暮れ時が待ち遠しい日が続いています。