【帯制作】
帯を作っています。
帯を作っています。
制作の時のお話を少し(^^)
総柄の訪問着を制作する際は、まずA4サイズの雛型を作り、それを元に着物の原寸大の用紙に下絵を描いていきます。
その後白生地にトレースします。
この時は青花という水で消える染料でトレースしていきます。
うちは原寸大の用紙に下絵を描きますが、直接生地に下絵を描く方もいらっしゃいます。
この時期は、生地も縮みやすく下絵の青花も消えやすいので、特に注意して作業を進めています。
先日ご紹介した男物のお誂え。
絞った生地を黒く染めていきます。
黒を染める際は温度を高くしないといけないため、写真では分かりづらいですが特大の寸胴鍋で染めていきます。
珍しく男物のお誂えのご注文です。
結構存在感あります。
お客様のご希望のイメージを元にデザインしました。
完成品はまた別投稿でご紹介いたします
【なごや帯 雲取辻が花】
制作途中=墨描き前
普段完成品をお見せするばかりですので、珍しく
墨描きをする前のなごや帯、お太鼓部分のご紹介です。
〇絞りは柄の隙間、間隔が大切
ご覧いただくと、絞りと絞りの間がとても近接しているのがお分かりでしょうか。
実はこの狭い間隔(数mm)で柄を詰めて絞り上げるということは、とても高い技術が必要になります。
絞れば絞るほど、絞りにくくなり、それを想定しておかないと途中で絞れなくなる場合もあります。
また、詰めすぎると間に色が入らなくなるので、
その加減を考えながら下絵を描いています。
柄を描きながらも、常に柄と柄の間隔を意識しながら草稿、下絵を描いています。
絞りと絞りが離れていると作業はとても楽です。
1cm以上あけてぽんぽんと柄を配置すれば、絞っても各々あまり干渉しないのでとても絞りやすいのです。
しかし、間をあけるということは正に間が抜けているような、野暮ったい感じが出るように感じてしまいます。
反対に、絞りが近接していると、柄に緊張感が出て引き締まった感じになります。
安土桃山時代の辻が花をご覧いただいても分かるように、大胆な柄行きながらも繊細な絞りが詰まっていて、格のたかさも感じられます。
絞りのものを見る際には、その辺りを意識してご覧いただけるとおもしろいと思います。
筒絞り制作中
反物の端と端を縫い合わせて筒状のものに入れ込み、蛇腹状にしていきます。
明後日8日(金)からの京の錦秋展へもお持ちします。
どんな出来上がりになるかお楽しみにどうぞ★
【京の錦秋展のご案内】
11月8日(金)~11日(月)
東京・日本橋で、京友禅の「あめや藤本」さんと合同で展示会を開催いたします。
絞りと友禅という着物に代表される染色技法。
そのどちらの魅力もご高覧いただけますと幸いです。
場所:〒103-0012
東京都中央区日本橋堀留町2丁目3−8 田源ビル2階
日時:2024年11月8日(金)~11日(月) 10〜18時
(最終日は16時まで)
東京での展示会は数年振りとなります。
関東の皆さまとお会いできることを心待ちにしております。
どなた様でもお越しいただけますので、皆さまお誘いあわせの上ぜひご来場くださいませ。
父が残してくれた図案の下絵を描いています。
いつも日付など記さないのですが、日付を見るとおそらく最後の図案です。
墨描きに使う渋紙の型を切っているところです。
渋紙とは、はり重ねた和紙に柿渋を塗って乾かしたもの。
この型と刷毛を使い、墨の暈しを描きます。
本日撮影日です。
お外の染め場の撮影は、、暑い。
カメラマンさん、ありがとうございました。
撮影は明日に続く。
時差投稿になりますが、3月の京都染色美術展のテーマ展で展示しました『祝いの着物』をご紹介いたします
娘の7歳の七五三用に作りました。
・地色は水色
・お花はバラ
・バラはピンクと紅色
・ハートも欲しい
という娘のリクエストに応えて作りました。
会場で初めて完成品を見た娘は大興奮。
この着物に袖を通す日を心待ちにしています。
先日、アメリカからの来客の際この着物をお見せしましたら
『あなたは娘さんを甘やかしすぎじゃありませんか?』
と笑いながらアメリカンジョークの洗礼を受け、『Yes』と答えましたところ、にこやかに笑ってくださいました。
子の成長を着物を通して感じられるということは、とても幸せなことです。
今までもこどもの祝着について、お問い合わせいただくことがあります。
ご予算に合わせてお作りいたしますので、ご興味のある方はご連絡くださいませ。