制作
2025.9.4 / お知らせ
帯の下絵を描いています。


まず、紙に下絵を描きその後生地にトレースしていきます。
色々とごちゃついていますが、長年下絵を描いていて使いやすい文鎮や定規、便利な文具の愛用品に囲まれて下絵を描いています。
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京都市勧業館『みやこめっせ』地下一階EAST SQUARE Window Galleryにて作品を展示いたします。
■期間
2025年9月1日(月)~11月30日(日)
※期間中作品入れ替えあり
同じフロアの京都伝統産業ミュージアムにて、期間限定でストール類などの小物を少し置かせていただいています。
2025.8.29 / 制作
帯を作っています。

どんなお仕上がりになるか、、お楽しみに★

2025.6.25 / 制作
制作の時のお話を少し(^^)
総柄の訪問着を制作する際は、まずA4サイズの雛型を作り、それを元に着物の原寸大の用紙に下絵を描いていきます。

その後白生地にトレースします。
この時は青花という水で消える染料でトレースしていきます。
うちは原寸大の用紙に下絵を描きますが、直接生地に下絵を描く方もいらっしゃいます。

この時期は、生地も縮みやすく下絵の青花も消えやすいので、特に注意して作業を進めています。
2025.2.10 / 制作
先日ご紹介した男物のお誂え。
絞った生地を黒く染めていきます。

黒を染める際は温度を高くしないといけないため、写真では分かりづらいですが特大の寸胴鍋で染めていきます。

ラーメン屋さんにありそうな感じです。
屋外で染めたので、黒の染料に青空がうつりました。

2025.2.4 / 制作
珍しく男物のお誂えのご注文です。
↑絞っている様子
結構存在感あります。
↑糸入れ後
お客様のご希望のイメージを元にデザインしました。
完成品はまた別投稿でご紹介いたします
2024.12.5 / 制作
【なごや帯 雲取辻が花】
制作途中=墨描き前

普段完成品をお見せするばかりですので、珍しく
墨描きをする前のなごや帯、お太鼓部分のご紹介です。
〇絞りは柄の隙間、間隔が大切

ご覧いただくと、絞りと絞りの間がとても近接しているのがお分かりでしょうか。
実はこの狭い間隔(数mm)で柄を詰めて絞り上げるということは、とても高い技術が必要になります。
絞れば絞るほど、絞りにくくなり、それを想定しておかないと途中で絞れなくなる場合もあります。

また、詰めすぎると間に色が入らなくなるので、
その加減を考えながら下絵を描いています。
柄を描きながらも、常に柄と柄の間隔を意識しながら草稿、下絵を描いています。
絞りと絞りが離れていると作業はとても楽です。
1cm以上あけてぽんぽんと柄を配置すれば、絞っても各々あまり干渉しないのでとても絞りやすいのです。
しかし、間をあけるということは正に間が抜けているような、野暮ったい感じが出るように感じてしまいます。
反対に、絞りが近接していると、柄に緊張感が出て引き締まった感じになります。
安土桃山時代の辻が花をご覧いただいても分かるように、大胆な柄行きながらも繊細な絞りが詰まっていて、格のたかさも感じられます。
絞りのものを見る際には、その辺りを意識してご覧いただけるとおもしろいと思います。
2024.11.6 / 制作
筒絞り制作中

反物の端と端を縫い合わせて筒状のものに入れ込み、蛇腹状にしていきます。
明後日8日(金)からの京の錦秋展へもお持ちします。
どんな出来上がりになるかお楽しみにどうぞ★
【京の錦秋展のご案内】
11月8日(金)~11日(月)
東京・日本橋で、京友禅の「あめや藤本」さんと合同で展示会を開催いたします。
絞りと友禅という着物に代表される染色技法。
そのどちらの魅力もご高覧いただけますと幸いです。

場所:〒103-0012
東京都中央区日本橋堀留町2丁目3−8 田源ビル2階
日時:2024年11月8日(金)~11日(月) 10〜18時
(最終日は16時まで)
東京での展示会は数年振りとなります。
関東の皆さまとお会いできることを心待ちにしております。
どなた様でもお越しいただけますので、皆さまお誘いあわせの上ぜひご来場くださいませ。
2024.9.10 / 制作
父が残してくれた図案の下絵を描いています。
いつも日付など記さないのですが、日付を見るとおそらく最後の図案です。

色見本もつけてあり、小さい文字で配色の指示もありました。
赤ペンの部分は墨描き箇所。

色々と思い出しつつ、生地をおいて一筆一筆描いていきます。
2024.8.22 / 制作
墨描きに使う渋紙の型を切っているところです。

渋紙とは、はり重ねた和紙に柿渋を塗って乾かしたもの。

この型と刷毛を使い、墨の暈しを描きます。
2024.8.8 / 制作

本日撮影日です。
お外の染め場の撮影は、、暑い。
カメラマンさん、ありがとうございました。
撮影は明日に続く。