着物・帯・小物など
2022.10.26 / 着物・帯・小物など
波兎文様のなごや帯をご紹介します。


こちらはお腹の柄

うさぎさんは来年の干支でもありますので、様々なシーンでお締いただけると存じます。
兎は多産であることから繁栄の象徴であり、その威勢よく波を飛び回る姿は飛躍を象徴する縁起物の図柄として、現在でも人気の高いモチーフです。
波兎のモチーフは安土桃山時代の辻が花の裂地にも残っています。
こちらは徳川家康公が所用した胴服の裂地です。

波が少しデフォルメされておりコミカルにあらわされていて、先人たちの遊び心が伺えます。
なごや帯『波兎』
2022.10.24 / 着物・帯・小物など
ヤツデは人間の手の平のような形から、「人をたくさん招く」「千客万来」などの縁起をかつぎ、玄関先や店先などに飾られるようになったそうです。



訪問着『蒼風』
2022.10.19 / 着物・帯・小物など
様々なお花を文様化しました。
柔らかく、落ち着いた可愛さもある付下げです。




付下げ『花寄せ』
2022.10.10 / 着物・帯・小物など
絞りの柔らかさ、優しさ、力強さを感じる帯。





優しさと力強さは相反することのようですが、それが同居するのが絞りの良さです。
絞りのパワーを感じます。
絞りは近くで見ていただいても楽しめますが
遠目から見ていただけますと、また格別な存在感を出してくれます。
なごや帯『銀河』
2022.10.4 / 着物・帯・小物など
古典的な辻が花文様のなごや帯。


風に揺られている様をあらわしました。
おおらかな絞りと、繊細な墨描き。
テイストの違うものを合わせることで、緊張感が出てお互いの良さを引き立ててくれます。
お腹の柄は、関東巻きが緑色の葉っぱ、関西巻きが朱色の葉っぱになります。


季節によって巻き方を変えて楽しんでいただけます。
なごや帯『瑞風』
2022.9.29 / 着物・帯・小物など
よくご覧いただきますと、柄の中に○、△、□が散りばめられています。





風のようにも、星屑のようにも、川の流れのようにも。
季節感のないお柄ですので、お見立てで楽しんでいただけます。
ほんのり効いたピンクがお顔を明るくしてくれます。
付下げ『霞』
2022.9.20 / 着物・帯・小物など
なにか、辻が花のものを一着。
という方にお勧めしています付下げです。

古典的な辻が花文様を散らしています。


袋帯を締めれば、お茶席や改まったお席に。
名古屋帯を締めれば、観劇、ランチやディナーなど気軽なお出かけ着として。
着用の用途が広いので、手に取りやすい着物になると思います。

うちでは、色や柄の取り方を変えてこのパターンで定番としてお作りしています。
付下げ『松皮菱辻が花』
2022.9.14 / 着物・帯・小物など
石板色(せきばんいろ)といいましょうか、濃い灰色の地色の染め帯です。

絞りのみで表現しましたこちらの染め帯。
都会的でおしゃれ、モダンに締めていただけます。




絞りらしさ、力強さを感じられる一品。
絞りの染め帯は織物(着物)と好相性です。
絞りの面白さは何にでも見えるところ。
こちらの染め帯はステンドグラスのようにも見えますし、お花のようにも見えます。
いろいろな柄に見立てて楽しんでいただけると存じます。
染め帯『あはひ(あわい)』
2022.9.12 / 着物・帯・小物など
なにか、辻が花のものを一着。
という方にお勧めしています付下げです。
古典的な辻が花文様を散らしています。


袋帯を締めれば、お茶席や改まったお席に。
名古屋帯を締めれば、観劇、ランチやディナーなど気軽なお出かけ着として。
着用の用途が広いので、手に取りやすい着物になると思います。

うちでは、色や柄の取り方を変えてこのパターンで定番としてお作りしています。
付下げ『雪輪取り辻が花』
2022.9.8 / 着物・帯・小物など
9月9日の重陽の節句にちなみ、今週は菊をモチーフにした作品をご紹介いたします。
菊は長寿を象徴する代表的な植物です。

松皮菱に古典的な辻が花。
菊、紅葉、藤、梅、などの身近な植物たちを絞りで表現しています。
菊は帽子絞りと墨描きであらわしています。


柄と色味のバランスも大切です。
こちらの生地は縮緬で柄も古典柄のとり方ですが、地色は優しいです。
ですので柔らかい雰囲気のまま、格調高さを出してくれます。

訪問着『松皮菱辻が花』