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着物・帯・小物など

【付下げ 桜月夜】

2021.3.30 / 着物・帯・小物など

桜満開のこのタイミングにぜひお召しいただきたい一着をご紹介いたします。

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上前部分の桜は三日月をイメージしたデザインになっています。
地紋をよく見ていただくとこちらも桜のモチーフになり、光沢もあり華やかな印象になります。
控えめながらも品の良さを出してくれます。

【染帯『波』】

2021.2.28 / 着物・帯・小物など

濃地は、絞りらしいおおらかさ、大胆さ、優しさがより表現されます。

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そして墨描きがないものは、より絞りらしく産まれてくる絞りの表情を見ることも楽しいです。
コーディネート次第で都会的にも、モダンにも。
波にも山にも見えますし、お見立てで色々と楽しんでいただけます。
絵絞庵では地色が淡い優しいお色目のものが多いですが、濃地のものもお作りしています。
写真はお太鼓部分です。

 

【付下げ 野葡萄】

2021.2.19 / 着物・帯・小物など

葡萄はたくさんの実をつけることから豊穣の象徴とされてきました。
地色の白は白生地の白で、風をイメージ。
風に揺れている野葡萄をあらわしています。

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【訪問着 椿風】

2019.11.16 / 着物・帯・小物など

IMG_6173風そよぐ椿を表現しました。

今月末に絵絞庵工房にて、工房展示会を開催いたします。
日程は11月30日(土)〜12月3日(火)です。
詳細はまた改めてお知らせします。

雪花絞り帯揚げをコーディネート

2019.6.14 / 染め体験

日本画家 定家亜由子さんに、とある撮影にて絵絞庵の雪花絞り帯揚げをコーディネートしていただきました。

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新緑の季節を感じさせる小物づかい、爽やかですね。

雪花絞り帯揚げは、販売もしておりますし、ワークショップでしたらお好きなお色で染めていただけます。
詳細は下記をご覧ください。

ネットショップ
https://shop.tsujigahana.com/

ワークショップ詳細
http://www.tsujigahana.com/workshop/

【なごや帯 ハナミズキ】

2019.4.25 / 着物・帯・小物など

ハナミズキのお花もチラホラ咲き始めてきましたね。

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影絵調に表現することで、帯の中で奥行きが出てきます。
春の風に揺られてお花たちも踊っているようです。

絵絞庵ではお客様のイメージされる着物・帯を一からおつくりすることも可能です。
図案・生地・色・模様・構成・ご予算などのご要望をお聞きし、帯や付下げから訪問着、黒留、振袖まで、お客様のイメージされるお品をお誂えしていただけます。
ご要望は工房でお訊きしております。
ご遠方の方もお気軽にご連絡ください。

【訪問着 花真砂】

2018.12.12 / 着物・帯・小物など

ハナミズキを全面に表現いたしました総柄の訪問着でございます。

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お召しいただきますと、片身替わりとなります。
墨描きの施したものも雰囲気があり素敵ですが、墨描きの施していないものは、より絞りらしい優しく柔らかい雰囲気となります。
近くで見ても楽しめますし、遠くで離れて見ていただきますと、また格別の存在感があります。

訪問着 『花真砂』 福村廣利 日本伝統工芸展 出品作品

【なごや帯 雲取り辻が花】

2018.10.27 / 着物・帯・小物など

先日、大島紬に合わせたいとお求めいただきましたなごや帯です。

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絞りの帯は、紬とよく合います。
古典的な辻が花模様は、定番商品として作成しております。
柔らかくおおらかな絞りと、緻密な墨描きの対比、完成された永続的な美しいデザインです。

【なごや帯 波うさぎと宝尽し】

2018.9.28 / 着物・帯・小物など

お誂えのご注文のなごや帯です。


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うさぎと宝尽しがお好きなお客様からのご注文でした。

お太鼓柄をチラッと。
地色や柄の色、柄の配置などもお客様とご相談しながら制作いたしました。

絵絞庵ではお客様のイメージされる着物・帯を一からおつくりすることも可能です。
図案・生地・色・模様・構成・ご予算などのご要望をお聞きし、帯や付下げから訪問着、黒留、振袖まで、お客様のイメージされるお品をお誂えしていただけます。
ご要望は工房でお訊きしております。
ご遠方の方もお気軽にご連絡ください。

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今週30日より工房展示会を新作発表と旧作特別セールとして開催させていただきます。
新作及び工芸会作品・訪問着・付下げ・小紋・染帯・小物等を展示いたします。

なお、工房の商品一新の為、今回は旧作の特別価格品を多数ご用意しております。
また、お誂えのご相談もこの機会に承っております。
皆さまのお越しをお待ちしております。

【麻着物を染めてみました】

2018.8.21 / 着物・帯・小物など

仕立て済みの自分用麻着物を染めてみました。

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安土桃山時代に最盛期を迎えた、絵模様の絞り染めである「辻が花」は、残された資料が階級の高い人々のものが多い為、とても手の込んだ高級品というイメージがあると思います。

しかし、当時としてもそこまで手間の掛からない簡単な辻が花(と呼べるのか分かりませんが)もあったでしょうし、
庶民は絹を着ることはできませんから、麻の生地に絞りを含め何か簡単な染めや描き絵を施したものを着ていたことでしょう。
(麻の帷子を紅で染めたものこそ、文献上の辻が花であるというのが近年の学説ですので、それこそ簡単な辻が花になるのかもしれませんが。) そのような庶民の着ていた物は現在まで残っているはずもないのですが、元々原始的で簡単な染めである絞り染めは、庶民の着物を作る為にも盛んに行われていたと考えられます。

安土桃山時代の市井の人々に想いを馳せて、当時でも本当に簡単にできる絞りの技法で染めてみました。

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制作のことやイベント・展覧会情報、日々の仕事で感じたこと、京都のことなど綴っていきます。
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