暖簾
工房の暖簾を新しく創りました。
京都上高野では、心地よい秋の風が吹き、鳥や虫、カエルたちも一緒に喜んで歌っているようです。
工房の暖簾を新しく創りました。
京都上高野では、心地よい秋の風が吹き、鳥や虫、カエルたちも一緒に喜んで歌っているようです。
様々なお花を文様化しました。
柔らかく、落ち着いた可愛さもある付下げです。
付下げ『花寄せ』
来年の干支はうさぎさん。
そろそろ来年の準備をはじめています。
こちらは付下げ小紋(柄位置を考えた小紋)です。
丸く愛らしいうさぎさんになる予定です。
下絵、糸入れまで終わり、これから絞っていきます。
絞りの柔らかさ、優しさ、力強さを感じる帯。
優しさと力強さは相反することのようですが、それが同居するのが絞りの良さです。
絞りのパワーを感じます。
絞りは近くで見ていただいても楽しめますが
遠目から見ていただけますと、また格別な存在感を出してくれます。
なごや帯『銀河』
古典的な辻が花文様のなごや帯。
風に揺られている様をあらわしました。
おおらかな絞りと、繊細な墨描き。
テイストの違うものを合わせることで、緊張感が出てお互いの良さを引き立ててくれます。
お腹の柄は、関東巻きが緑色の葉っぱ、関西巻きが朱色の葉っぱになります。
季節によって巻き方を変えて楽しんでいただけます。
なごや帯『瑞風』
よくご覧いただきますと、柄の中に○、△、□が散りばめられています。
風のようにも、星屑のようにも、川の流れのようにも。
季節感のないお柄ですので、お見立てで楽しんでいただけます。
ほんのり効いたピンクがお顔を明るくしてくれます。
付下げ『霞』
昨日はとある雑誌の撮影でした。
暑い中、丁寧な取材と撮影をしていただきました。
詳細はまたお知らせいたします。
お楽しみにどうぞ。
なにか、辻が花のものを一着。
という方にお勧めしています付下げです。
古典的な辻が花文様を散らしています。
袋帯を締めれば、お茶席や改まったお席に。
名古屋帯を締めれば、観劇、ランチやディナーなど気軽なお出かけ着として。
着用の用途が広いので、手に取りやすい着物になると思います。
うちでは、色や柄の取り方を変えてこのパターンで定番としてお作りしています。
付下げ『松皮菱辻が花』
この度、父、福村廣利が日本伝統工芸展に入選いたしましたので、ご案内申し上げます。
出品作
絞り染訪問着「野路(のみち)」
福村 廣利
東京展は昨日から開催されています。
その後全国を巡回します。
(関西以外の地方会場で陳列されるかは未定)
ぜひご高覧賜りますよう謹んでご案内申し上げます。
【日本伝統工芸展東京展】
■日時
9月14日(水)~9月26日(月)
■会場
日本橋三越本店
本館7階 催物会場
入場無料
【その他会場の展覧会予定日】
愛知
9/28(水)~10/2(日)
星ケ丘三越
京都
10/12(水)~10/14(金)
京都産業会館ホール
北海道
10/18(火)~10/23(日)
札幌三越
石川
10/28(金)~11/6(日)
石川県立美術館
岡山
11/17(木)~12/4(日)
岡山県立美術館
島根
12/7(水)~12/25(日)
島根県立美術館
香川
1/2(月)~1/16(月)
香川県立ミュージアム
宮城
1/20(金)~1/25(月)
仙台三越
福岡
2/1(水)~2/6(月)
福岡三越
広島
2/15(水)~3/5(日)
広島県立美術館
大阪
3/9(木)~3/14(火)
大阪高島屋
石板色(せきばんいろ)といいましょうか、濃い灰色の地色の染め帯です。
絞りのみで表現しましたこちらの染め帯。
都会的でおしゃれ、モダンに締めていただけます。
絞りらしさ、力強さを感じられる一品。
絞りの染め帯は織物(着物)と好相性です。
絞りの面白さは何にでも見えるところ。
こちらの染め帯はステンドグラスのようにも見えますし、お花のようにも見えます。
いろいろな柄に見立てて楽しんでいただけると存じます。
染め帯『あはひ(あわい)』