【付下げ 『松風』】
控えめながらも「寿ぐ」という思いを、品格を保ちながら表現できる着物。
松は常緑であることから、古来より健康や長寿を願う吉祥文様として親しまれてきました。
御目出度いお席にぜひお召しいただきたい一着です。
付下げ『松風』
控えめながらも「寿ぐ」という思いを、品格を保ちながら表現できる着物。
松は常緑であることから、古来より健康や長寿を願う吉祥文様として親しまれてきました。
御目出度いお席にぜひお召しいただきたい一着です。
付下げ『松風』
Processe of Tsujigahana
『帽子絞り』
辻が花染めの工程を順にご紹介しております。
柄に沿って糸で縫い、その糸を引き締め、染めたくない部分に染料が染み込まないように芯を入れてビニールで帽子のように覆って糸で巻き上げます。ふ
蒸栗色の地色に、横段部分は利休鼠に染めました。
肌馴染みのよい優しい地色ですが、横段の利休鼠で全体の雰囲気が引き締まります。
横段の柄行きは格調高い雰囲気になりますので、袋帯を合わせていただきますとお茶席や式典などにお召しいただけます。
軽めの帯を合わせていただきますと、格調高い雰囲気が都会的、スマートな印象にも。
観劇やお食事などにお召しいただけます。
合わせる帯や小物でどちらにも転べるので、出番が多い一着になるかと存じます。
付下げ『横段辻が花』
Processe of Tsujigahana
辻が花染めの制作工程を順にご紹介しております。
『縫い締め絞り』
柄に沿って糸で縫い、その糸を引き締めて染めます。
染めるとその部分に染料が入らず線状に白く残ります。
【なごや帯『豊実』】
冬に付ける光沢のある赤い果実と緑色のコントラストが美しく、縁起物である万両。
こちらの帯地には銀糸が織り込まれております。
お写真では分かりづらいのですが、実物をよくご覧いただきますと銀糸の光がチラチラ降る雪のようにも見えます。
絵絞庵で扱う生地の種類は様々です。
創りたいモチーフや着用場面などを考えて生地を選んでおります。
お庭の万両も赤々と実りました。
なごや帯『豊実』
Processe of Tsujigahana
『傘絞り』
柄に沿って糸で縫い、その糸を引き締め、中の部分を巻き上げて染めます。
染め上がりが傘を開いたように見えることからこの名がつきました。
順に色々な絞りをご紹介してまいります。
明日は立春ですね。
暖かい春を迎えるため、お豆を撒いて邪気を払い無病息災を願いました。
皆さまにも福が訪れますように。
辻が花染めの制作工程を順にご紹介いたします。
『糸入れ』
描いた下絵に沿って生地を糸で縫います。
細かく縫うほど柄がきれいにあがり、縫ったところが色の境目になります。
『氷裂貫入』という釉薬を使った陶器をイメージして作りました帯です。
こちらの帯、生地に少し光沢があり華やかな印象になります。
そしてしっかりしていますので、とても締めやすい帯です。
氷裂貫入釉薬とは、青磁という釉薬のひとつで、 素地の土と釉薬の焼いた時の収縮率の違いによって起こる細かな貫入(ガラスのひび割れのこと)が特長で、 氷が割れたように見えることからこの名前がついています。
なごや帯『氷裂貫入』
辻が花染めの工程を順にご紹介していきたいと思います。
まずは『下絵』
青花と呼ばれる、『ムラサキツユクサ』からできた水で消える染料を使い、生地に筆で下絵を描いていきます。
現在では本青花は貴重なため、化学青花を使用することが多いです。